ソフィア→ローマ経由でワルシャワ入り。
ローマでのトランジットで約12時間ほど待ち、
ようやくワルシャワでございます!
↑飛行機から見たローマ上空。
↑ワルシャワのショパン空港。
ヨーロッパのこういうセンスは本当にかっこ良いよね。
日本でも坂本龍馬空港とかやらんかね?
AirBnBでお願いしたホストファミリーも
親日の方で、すごく親切です。
では、これから観光に出てきます!
さて、ソフィア観光です。
深夜バスにやられながらも、朝の時間がもったいないので、
スーツケースだけ、ホテルに置いてソフィアの街へ繰り出しました。
正直、ソフィアはそんなに大きい街ではありません。
しかし、
ね?
広くて、きれいな街でしょう?
下は、有名なソフィア大聖堂(アレクサンドル・ネフスキー大聖堂)です。

とにかく、大きな教会が大い街で、お土産物屋さんも、
キリスト教一色!(あと、薔薇関係)
聖ソフィア寺院。
ソフィアで最も古い教会です。
ソフィアという町の名はこの教会に由来しているそうです。
教会の傍らには、消えない炎が燃えています。
これは、ブルガリアの自由のために戦った、
無名戦士の墓碑になっているようです。
聖ペトカ地下教会は、地下鉄の駅構内(?)にあります。
地下道を歩いていると、突如、教会が現れるなんて素敵ですね。
↑改装中だったのか、ちゃんと見ることができなかった教会。
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たまにはちょっとアカデミックな事を、と思って、
国立考古学博物館に入りました。
↑全景
青銅でできた像。
いつの時代だろう?
ヘルメット、かっこいい。
土器!
日本でも見た事ある!って感じですね。
やっぱり、文明って同じ経過を通るんでしょうか?
イコンなんかもあります。
ソフィアの街はライオンの像が立っています。
ライオンファンの僕としては嬉しい。
おまけ。
コレジャナイ感ハンパない星の王子さまを発見。
なんだろ、これ。
不良少年がなんくせ付けているようにも見える。
グランドバザールのアキンさんに、
「ブルガリアなんて、何も無いよー」
などと言われ、それでもブルガリアに向かう私。
しかし、それよりももっと深刻な問題が立ちはだかるのであった!
[tegaki]あのね、カード止められたの。[/tegaki]
折しも、日本は三連休。
カード会社のサポートに電話しても、
無機質な自動応答しか帰って来ねぇ!
どうしようかと途方にくれていると、
イスタンブール日本人教会の方が、
助けてくれました。
「ブルガリア行くの?
 一緒にバスのチケット買ってあげるよ」
「現金がない?
 それは心配だ。ちょっと用立ててあげる」
「さぁさ、旅に出るんだから、ご飯いっぱい食べなさい」
……なんて温かい。もう頭が上がらねぇ。
しかも、バスのりばまで見送って下さった。
イスタンブールの日本人教会は、会員の半数が韓国人の方。
今、両国の関係は良くないですが、こういう方たちも確かに居るんだと、
旅の途中、荒みつつ合った心までも慰められました。
本当に感謝しています。
さぁ、今回、僕が戦うのはこの深夜バスです。
トルコ(ていうかヨーロッパ)は高速バスが非常に発達していて、
乗ると、無料のお菓子、水、お茶のサービス、及び、タブレットでの、
動画配信など、サービスも充実しています。
しかし、
出発までとにかく待たせる。
場合によっては、到着してもそこから更に待たせる。
一体、僕はトルコのバス会社に何時間、時間を無駄にされたでしょう。
あんまりにも遅いから、飛行機に乗り遅れた人も居たようです。
夜、20:30くらいに出発し、深夜に国境を越えます。
上の図の緑の地点。
ここの入国審査の時に、
別室に呼ばれ、旅の目的を聞かれるという、
ちょっと怖い思いもしましたが、なんとか通過。
出国審査と入国審査の間には、なんと、免税店が存在します。
バスのドライバーは、ここで仕入れたお酒なんかを売って、
サイドビジネスにしたりするそうです。
その後も、ガンガンとバスに揺られ、数時間。
朝、5時ごろにブルガリアの首都、ソフィアに到着しました。
東欧は夜間出歩くのは危険とのことで、夜明けを待ち、
予約していたホテルへ歩きました。
街では、聖ソフィア像が手を広げて歓迎してくれました。
前の記事はネガティブな事を書きましたが、
今回はポジティブなところを書きたいと思います。
トルコで出会った人達。
彼らの表現を借りると、マイ・フレンド。
こんなマイナーなブログで顔出ししても大した影響なんざないだろうという事で、
自分の写真も目線とか無しで行きますよー。
彼らとはタクシムのある教会で出会いました。
中学生か、高校生くらいかな?
社会見学のために来ていたみたいですが、
好奇心旺盛で、僕が日本人と知ると、
知ってる限りの英語で話かけてきました。
トラムに乗っているところを話しかけてきた、少年達。
彼らも14〜16歳くらいの少年です。
「こにちわ」みたいな発音で、日本語で挨拶してくれました。
『ヨーヨーできる?』
『ビデオゲームできる?』
みたいな質問をスケボー片手にしてきました。
うーん、おぢさんはヨーヨーやらないなー。
乗り換えの時には、『ほら、こっちだよ』と、
僕を乗り換え口まで案内してくれました。
カッパドキアのバスチケット売り場の子です。
『あんた、マイケル・ジャクソンに似てるな』って言われました。
マwイwケwルwwww
初めて言われたぜ、ポゥ!
客がワンサカ居るチケット売り場の中で、
一緒にダンスしたのはいい思い出。ポゥ!
AirBnBで5泊お世話になったホストのおじいちゃんとおばあちゃん。
大した会話もありませんでしたが、いつも親切でした。
最後の夜はウルルンよろしく、一緒に写真を撮りました。
グランド・バザールまで会いに行った所、とても歓迎してくれました。
奥様が日本人との事で日本語も堪能だし、
自分の店の営業時間内に、僕の旅程を親身になって調べてくれたり、
商売抜きで親切に接してくれる方です。
サッカーとかフットボールのユニフォームが好きな方は、
グランド・バザールで是非、アキンさんの店に行くと良いです。
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この人達に出会えて良かった!
この記事を書いている途中、最近のギスギスしてた心にも
ホッと温かな感情が蘇って来ました。
さー、トルコもそろそろ終わり。
次の国に行くぞ!
トルコはマジで親日なのか?
イスタンブールに来て、早10日。
これはすごく疑問に思う。
なぜなら、僕が日本人と見て話しかけてくるのは、
かなりの率で商売人だからだ。
『日本人ですか?』
『私は日本に居たことがあります』
『◯◯(日本の地名や固有名詞)は知ってますか?』
このようにフレンドリーに話しかけて来るトルコ人は、
ほぼ100%、この後にこう言います。
『ビール飲みに行きませんか?』
僕はお酒が苦手だし、
知らない人には付いて行っちゃいけないと、
色んな人から口を酸っぱくして忠告されたので、
決して付いて行きません。
しかし、こういう人に付いて言ったが最後、
あなたは途方も無い金額のカーペットを買うハメになってます。
中には親切ごかしに、道案内を勝って出て、
お金をむしり取る輩も居ます。
今までで、一番腹が立った詐欺はこれです。
靴磨きに「タバコ持ってないか」と尋ねられたので、
持ってない旨を伝え立ち去ろうとすると、
何故か、同じ方向に付いて来る靴磨き。
怖くなって先に行かせると、靴磨き用のブラシを落とす彼。
「落としましたよ」というと、感激した様子を見せ、
あなたの靴を磨かせてくれ、というのです。
急いでいたのと、その時点でもう怪しかったので、
「No Thank You」と言って逃げようとすると、
ものすごい力で腕を掴まれました。
観念して、靴を磨かせると、
彼は自分の子供が目の病気で毎日19TL必要だという話をします。
しかし、先ほどの力を考えると、そのまま立ち去った時点で、
何をしてくるか分かりません。
仕方なく、10TL(約500円)を渡し、立ち去ろうとすると、
彼はこう言ってきました。
『あの、19TL必要なんですが』
ふざけんな!
いい加減、うんざりした僕は大声を出して抗議しました。
靴をちゃっちゃと磨いただけで19TLもらえるんなら、
俺だって今頃大金持ちだっつーの。
その場はなんとか、逃げ出して来ましたが、
この詐欺の質の悪い所は、人の善意を悪用している点です。
僕はもう、トルコ人が困ってても助けない、
間違っても話なんか聞いてやらないって思いました。
本当に困ってる人も居るかもしれんけど、
本当にいい人も居るけれど、
誰の助けもないこの国で、自分の身を守るためには、
心を閉ざすしか無いのでしょうか。
トルコ人は本当に親日なのか?
僕には手放しで、そうですとは言えません。
一時はどうなることかと思いきや、
何とか気球に乗る事ができました!
昨日、夕方のフライトがキャンセルになり、
その時点で今日の夕方のフライトはない事が
確定していたため、けっこうな率で諦めかけてたんですが、
泊まったホテルのスタッフの方が、直接、
ツアー会社に交渉してくれ、なんとか乗れました!
しかも、同じ料金で!
※カッパドキアの気球は、夕方のフライトより、
朝の方が高いようです。
今でも、予約できたよって言ってくれた
彼の笑顔は忘れられません。
さて、今朝の話です。
朝、4:50に集合だったので、4:00に起床し、
シャワーを浴び、身支度を整えます。
迎えのバンに乗り込み、一旦、
ツアー会社のオフィスに集合します。
点呼の後、オフィスの隣の待合室で
チャイやお菓子のサービスを受け、
また、バンで出発地点におもむきます。
この時点で、まだ夜は明けていません。
気球には既に空気が送られていて、
時折、バーナーが炎を吐きます。
あちこちで他の気球達ももくもくと立ち上がっています。
いざ、フライト!
どんどん、地上が遠くなって行きます。
カッパドキア上空。
夜が明けて行きます。
光をこの手の中に。
なんてな。
一緒に飛んだ気球達。
一時間のフライトはそろそろ終わり。
地上には屈強な男達が待ってて、全体重をかけて、
気球を地上に繋ぎ止めてくれます。
気球が無事、着陸した時には全員で拍手!
その後、トラックに乗せて、撤収の準備にかかります。
着陸したら、我々はシャンパンパーティ。
[tegaki]ノンアルコールでしたがー[/tegaki]
朝陽にかざしたら綺麗だと思ってやってみました。
この後、フライト証明書をもらい、
ホテルに帰ります。
↑お世話になった気球。
フライト前に色々食べたので、あんまり
お腹は空いていませんでしたが、せっかくなので、
朝食をいただきました。
猫と一緒に♪
気球に乗りに!
ちょっと高いけど、その価値はあるとの事で、
気球に乗りにやって参りました。
僕が今居るのはギョレメ。
岩をくり抜いた部屋に滞在しています。
とても面白い街で、奇岩を
それをくり抜いて、住居にしたり、
ホテルにしたりしています。
ここに来る交通手段はバス!
飛行機もあるけれど、高過ぎるんです。
相変わらず、バスに乗る事になる僕です。
合計12時間以上かかりました。
下は途中のドライブインの写真です。
名前入りのキーホルダーは万国共通のようです。
途中、塩湖に出逢いました。
乾いた所から、塩の結晶ができています。
雲間から差し込む光、ヤコブの梯子と合間って、
とても綺麗な光景でした。
さて、旅費ですが、
イスタンブールとの往復で135TL。
日本円にして、約7,000円くらい。
僕が滞在している、Travelers Cave Pensionは5,000円くらいです。
気球が110ユーロ(350TLくらいかな)なので、やっぱり高いですが、
感動には替えられない。
あと、30分くらいで集合です。
行ってきます。
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追記
[tegaki]キャンセルだって[/tegaki]
しかし、明日の朝、リベンジします。
乞う!ご期待!
トルコ料理は世界三大料理という事で、
イスタンブールでの食事はとても楽しいです。
まずはガラタ橋の広場で食べたサバサンド!
ご存知!イスタンブールのB級グルメ。
6リラなので約300円程かな。
まー、安定の美味しさですな。
これもガラタ橋の広場で食べました。
なんというか、何か付けて食べた方が良いと思います。
そして、これがケバブ!
やべ、写真撮る前に思わず一口いっちゃった。
なんと、これが2.25リラだっけかな?
百円ちょっとで食べられるんです!
これ一個で、お昼は大丈夫な感じですかね。
そして、とどめがトルコアイス!
超もちもち。
超うまい。
アンド、超店員にいじられる。
こいつです。
若干20歳の少年がアイス売るのに、客をいじりまくり!
まー、パターン化してるから、
次の流れが分かるんですがね。
とまぁ、親愛なる友人の皆様。
太って帰るぞ!!
イスタンブール到着しました!
ていうか、到着してすでに1日観光しました!
イスタンブールは僕の大好きな港町。
日本を出る前の下関も港町でしたが、
やっぱりいいですね、海辺の街は。
AirBnBで予約した宿も素敵です。
古き良きイスタンブールの息遣いが聞こえます。
しかし、ここで大きな問題が。
スーツケースの鍵を壊されてた。
ジッパーを動かすあの金具がなくなってる。
宿に着いて鞄を開けようとしたら、この始末です。
一番ショックだったのは、下手すりゃスーツケースよりも
高価な鍵が無くなった事。
かな特殊な鍵なので、日本でしか手に入らないんです。
Air Astanaに連絡しましたが、返答は未だありません。
新しいスーツケース買わなきゃいけないなー、とか到着早々、鬱です。
しかし、イスタンブールの街は
そんな気分も忘れさせてくれるほど、
素敵な街でした。