皆さんは、SuperDryという
ブランドを聞いた事があるだろうか。
いや、おそらくは無いと思う。
日本でそれを知っている人は少数派でしょう。
イギリス発のブランドで、日本ではマイナーなものの、
ヨーロッパはおろか、トルコやタイ、ベトナムでも、
パーカーやバックパック、Tシャツを見かけるほど
有名なブランドです。
↓こちらです。
…はい!
「極度乾燥(しなさい)」と書いてあるこちら。
これがSuperDryの訳だと思うんですが、なんていうか、
こう、不自然極まりないですね。
これはトルコのショッピングモールで撮影したものですが、
不自然な日本語だからといって、パチモノと思うなかれ。
これはZorlu Centerという、
立派なショッピングモールで撮影したものです。
Zorlu Centerはイスタンブールでも指折りのモールで、
トルコ初の、Apple Storeまで入っています。
東京を謳ってるみたいなんですが、
僕はこんなの日本で見たことありません。
上の図では分かりにくいかもですが、
堂々と「Tokyo University」ってロゴも入ってました。
僕は今日と出身ですが、首都圏あたりの京都物産展で、
京都では見た事がない、八ツ橋のパッケージを見た時と
同じ感覚を覚えました。
調べて見たところ、ジャパニーズのKanjiは、
一部の外国人の間で静かなブームらしく、
とてもクールなデザインとして、
このSuperDryもウェルカムされているとの事です。
おー、なんか上の説明、ルー大柴みたいだ。
トゥゲザーしようぜ!
じゃねぇ。
恐ろしいのは、堂々と東京を謳っていたり、
全く関係無いのに東京大学のロゴを入れてる所ではなく、
その誤訳だと思います。
日本語には、「極度乾燥」って言葉すらありませんし、
その後に書かれてる(しなさい)ってのに至っては、
なぜ、わざわざこれをかっこ付きで付け足したのか、
全くもって意味不明です。
というわけで、不肖わたくし、
代わって、「Superdry」の、
正しい訳をばご提案差し上げましょう!
「SuperDry」であれば、
Super=超
Dry=乾燥
として、「超乾燥」というのはいかがでしょうか。
いや、待てよ。
Dryって、ジンジャーエールとか、
お酒が辛口である時にも使いますよね。
という事は、「SuperDry」は、
「超辛口」
と訳すのが正しいと思われます。
さぁ、みなさま、いかがでしょうか。
ていうか、日本で売られてる英字Tシャツって、
あれも無茶苦茶な文だったりするよねぇ。