カテゴリー: フィンランド

  • フィンランドの夜

    フィンランドの夜

    フィンランドの冬は夜が非常に長く、日照時間は午前10時に日の出、
    午後2時頃に日の入りで、たった4時間ほどしかありません。

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    ホレ、このとーり。

    しかも、ここ三週間ほどはずっと曇り空で、
    ロヴァニエミで友達になった人がいうには、
    「ずっと太陽を見ていない」そうです。

    しかも、しばしば濃い霧が街を包み込み、
    その度に視界はかなり悪くなります。

    つまり。

    オーロラなんて見えねぇんざんす。

    ちくしょお! 北極圏まで来たのに!

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    と腐っていてもしょうがないんで、ドミで知り合った人と夕食。

    その後、ダメもとで、街からオーロラが見えるかもしれない、
    というポイントまで散歩しました。

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    このあたりが今日のポイント。

    ロヴァニエミの博物館の側にはかなり大きな川が流れているのですが、
    氷点下のこの季節、川は凍り歩けるようになっております。

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    ↑はしゃぐおっさん(34歳・独身)の図。

    はい、上の図からも分かるようにこの日は思うさま霧が出ており、
    オーロラなんて望めないのは、百も承知。

    IMG_1957.JPGしかし、その景色が美しかったです。

    まるで幼いころに読んだ絵本の中にいるような光景でした。

    blog_20141125_132757923_iOS街に帰り着くと、クリスマスツリーが僕らを迎えてくれました。

    もう、クリスマスが近いですね。

  • ロヴァニエミの街

    ロヴァニエミの街

    僕が滞在していたフィンランドの街はロヴァニエミと言います。フィンランド北部、ラップランドの県庁所在地です。

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    ロヴァニエミ空港は小さな空港ですが、
    一歩外に出てみると、光るトナカイが出迎えてくれます。

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    現地の人に言わせれば「まだまだ暖かい」ということなんですが、
    気温は確かに氷点下。小さな木の実も凍っています。

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    季節柄、街はクリスマス一色!
    こんなショーウィンドウは絵本でしか見たことがありません。

    到着したその日、フランスの教会から紹介していただいた
    宣教師の先生宅にて、手巻き寿司をごちそうになり、
    その流れで、翌日のクリスマス・キャロルの練習に参加する事に。

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    街の外れといえば外れにある教会なのですが、とても大きく、
    また、素朴でありながら、素敵な会堂でした。blog_20141126_160443951_iOS

    クリスマス・キャロルの練習後、宣教師の先生に紹介され、
    友達になった人に教えてもらって、図書館へ。

     

    なんと、この市立図書館、フィンランドの有名な建築家、
    アアルトが設計したものだとの事です。

    この図書館はCDやレコードなども充実しており、
    なんと、日本のヴィジュアル系のCDまで並んでおりました。

    blog_20141126_163007784_iOS 図書館の中に飾ってある、町ごとの紋章。
    左上の緑の盾が、ロヴェニエミのものとの事。

    僕「あー、カントリーサインみたいなものか」

    友達(道産子)「それは違う!」

    おう、すまんかった。

  • 北極圏突破!(サンタ村)

     

    やってきたぜ、フィンランド!
    この旅初めての北極圏です。

    パリ→ヘルシンキ→ロヴァニエミというトランジットで、
    飛行機を乗り継いでフィンランドの、更に北部の街です。

    オーロラを見るべく、訪れたその街にはサンタクロースが住む村がありました!

    IMG_1980.JPG サンタはここに居るぞ!と。

    サンタ村は、ロヴァニエミからバスで小一時間揺られた場所にあります。
    往復7.8€。

    ユーロが高騰している現在、旅人に取っては手痛い出費です。
    しかし、サンタ村自体は無料である事に加え、一緒の写真さえ
    購入しなければ、無料でサンタクロースに会えます。

    まー、写真が最低28€からってのが高すぎますが。

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    サンタ村の入り口。

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    サンタ村には、もう一つ名物があります。

    それは、Article Circleと呼ばれるもので、
    上の写真だと、奥に見える青い光のラインがそれです。

    これは、なんと北極圏のボーダーライン。
    この線から向こう側はつまり、北極圏なんです。

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    という事なので、早速、股にかけてみました。

    身体半分だけ、北極圏に入ってる状態です。

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    サンタ村の郵便局近くの建物。
    たぶん、おみやげ屋さん。

    そう、サンタ村には郵便局があり、そこからの郵便物には、
    サンタ村にしかない、特別な消印が押されるそうなんです。

    僕も、たった一枚だけ、ここから絵葉書を出しました。
    愛する郷里の教会の方々に。

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    綺麗すぎて、思わず取ってしまった白銀の樹。

    こんな風に雪化粧をした北欧の街は美しいです。

    さて、僕にオーロラは姿を見せてくれるのか、
    次回、刮目して待て!

  • 寸記 フィンランドのECO

    フィンランドのペットボトルには、必ず、パッケージに、
    0.20€などの文字が印刷されています。

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    ほら、この通り。

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    こちら、昔の瓶コーラやビールと同じようなデポジットになっており、
    大きめのスーパーのに設置されている機会にかけると、
    そのスーパーで使える金券になるのです。

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    500ml、1.5lなどの瓶の大きさでデポジットが違います。
    上の場合、500mlのペットボトル2本で0.4€。

    0.4€といえば、スーパーでは小さなパンが買えたりします。
    こういう仕組みは日本でも必要かもしれません。