月: 2014年9月

  • カザフスタン到着!(トランジット)

    カザフスタン到着しました。
    今、アルマティ空港です。

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    イスタンブールへのトランジットなので
    20時間ほどの滞在なんですが、

    市内まで出て、食事して、ホテル探して、
    翌日、大した観光もできずにまた、
    この空港まで戻ってくると考えると、

    空港は安全だし、
    Wi-Fiは繋がるし、
    毛布くらいは貸してくれるし、
    遅刻の心配もない。

    経費節約にもなるので、
    空港泊を決めた次第であります。

    カザフスタンはビザが必要と聞かされていたので、
    心配だったんですが、なんと、
    現在、カザフスタン政府は、
    日本を含む世界10ヶ国はトランジットを含む
    ビザを免除してくれるようになりました。

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    カザフスタン、太っ腹!

    ベトナム〜カザフスタン〜トルコは
    air astanaというロシアの航空会社の
    飛行機なんですが、久々にLCC以外の飛行機に乗ったせいか、
    はっきり言って快適でした。

    明日は、その辺りをレポートしたいと思います。

    さぁ、これから20時間、サバイバル。
    行ってきます!

  • さらば東南アジア

    台湾→シンガポール→タイ→ベトナム→カンボジア→ベトナ
    と、ふと思えば、今まで暑い国ばっかりなこの旅。

    ※東南アジアなので当たり前です。

    いよいよ、明日からトルコはイスタンブールへ向けて、
    飛行機に乗ります。

    昨日、今日と、これからの東欧旅行に向けて、
    色々と調べてたんですが(※)、みなさんはVISAMAPPERという
    サイトをご存知でしょうか。

    ※今更かいってツッコミはスルーします。

    これは、自分の持ってるパスポートが、どの国でどんな形で
    ビザを必要とするかっていうサイトなんですが、

    圧倒的ではないか! 我が日本は!

    ってくらい、日本はパスポートの信頼性が高い国らしいです。

    あんまり自分の国を持ち上げるのもどうかと思いますが、
    今日だけは持ち上げたい。

    だって、日本が誇る旅行会社H.I.S.に超お世話になったから!

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    日本人と正確な言葉のやりとりができるのって素敵過ぎ。
    以下、相談したおねえさんのまとめ。

    ・東欧旅行行くならバスが良い。
    鉄道は国営のものが多く、欠便や遅延がけっこうあり、
    かつ、何があってもお金が戻って来ないからとの事。

    ・バスでも、4時間以上乗るならLCC使った方が経済的にも
    時間的にも短縮できる。

    ・観光地は物価が高いから、安くあげるなら郊外に。
    観光地に留まるなら、とにかく店は選ぶこと。

    とりあえず、相談の結果、トルコ〜ブルガリア〜ルーマニアまでは
    陸路で行くことを決め、チェコはビザの関係で入れないので、
    ドイツ経由か、飛行機でポーランドに入るという方針が固まりました。

    上記は「今からのタイミングではチケット手配できないから、
    大雑把な相談だけだけど……」という事で、全て無料で相談に
    乗ってくれました!

    しかも、ドラえもんステッカーまでもらっちゃった。。

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    ありがとー!H.I.S.!

     

  • 石を投げられた話

    カンボジアからベトナムに戻って来ました。
    ここから、次はトルコを目指す予定です。

    ベトナムでも、色々在ったんですが、
    昨日、超ショックな事があったので愚痴覚書として書きます。

    あれは深夜の帰り道。
    すっかり人気も無くなったメインストリートを
    ホテルまで急いでいる時の事です。

    いつものように、虫か!ってくらいの勢いで、
    モーターサイ(バイクのタクシー)が寄ってくるのに
    心底うんざりした僕は、旅の疲れもあって、
    イライラの絶頂にありました。

    そら、モーターサイでもなんでも使えば、
    早く帰れるし、深夜だからそうした方がいいかもしれません。

    しかし、基本的に貧乏旅行なので、できるだけ余計な出費は抑えたい。
    それと、モーターサイのボッタクリも話に聞いていたので、
    歩ける限りは自分の足で歩きたい。

    「Where you go? you want?」

    もう何度目だろう?
    僕はベトナム式に、頭の横で手を振りながらNoと返事しました。

    たいていはこの時点で引き下がってくれるます。
    しかし、このドライバーはそれでもしつこく声をかけられます。

    「Where you go? you want?」

    うんざりだ。本当にうんざりだ。

    逃げてしまおうと、疲れた足に気合を入れ、
    全速力でサイゴンの大通りを走りました。
    ……追っては来ない。

    充分な距離ができた頃、速度を落とし、
    また、ホテルまで歩き出しました。

    しかし、数分後、すぐにビュッと音がして、
    足に軽い痛みを感じました。
    小石が足にぶつかったようです。

    一瞬、何が起こったのかわからなかったですが、
    後ろを振り返ると、一台のバイクが僕から逃げて行きました。

    「Run away,Run away,Run away……」
    呪文のように、そんな言葉を繰り返しながら。

    僕が逃げたのがよほど腹にすえかねたんでしょう。
    その後も、同じ事を繰り返され、計3回石をぶつけられました。

    そりゃ、逃げたのは失礼かもしれん。

    しかし、
    しつこい客引き。
    背後から石をぶつける卑劣さ。

    彼は自分の貧しさを知らない。

  • 未来のために

    「オールドマーケットには、日本人の泥棒が出るですよ」

    そう聞かされたのは、最初に泊まったホテルのマネージャーでした。
    彼は週に二回日本語を習ってるとの事で、かなり日本語が流暢でした。

    その日本人は、片っ端から同じ日本人の観光客に声をかけ、
    食事に誘い、油断したところを狙って財布からお金を奪う、
    というのが、犯行の概要です。

    「私達カンボジア人も、旅行者の安全のために、
    Facebookなんかで連絡をとりあって、
    犯人を捕まえたいと頑張ってるんですが……」

    ふーん、そんな輩が居るのかと思いながらも、
    しかし海外に出てまでそんなセコい犯罪を犯す
    日本人が居るものかと半信半疑だした。

     

    カンボジア最終日前日。

    エアコンがないホテルに限界を感じ、3ドルほど高い代わりに、
    オールドマーケットに近く、エアコン付きで、しかも、広い部屋の
    ホテルに移った僕は、かなり調子が良く、暑いさなか、
    街へと繰り出したのです。

    さて、昼ごはんでも食べるかと、観光客で賑わう街を
    うろうろとしていると、みずぼらしい恰好で、
    赤ん坊を抱いた少年がふくよかな白人の女性に、
    物乞いをしている所に出くわしました。

    明らかに、詐欺です。
    このところ、カンボジアにはそのような少年犯罪が
    増えていると聞いていました。

    「気を付けて。これはそういう商売です」
    僕は思わず、その白人女性に警告をしてしまいました。

    大きく目を見開いて、彼女は僕にお礼を言い、
    少年にNoと伝えると、行ってしまいました。

    「What did you say?  Do you wanna trouble?」

    少年はお金がもらえる望みが無くなったのを見て、
    僕を睨み、殴りかかってきました。

    白人女性が少年にお金を恵んでも、せいぜい1ドル程度。
    彼女も1ドル程度なら困ることはない。
    僕は自分がしている事に自信を無くしてしまいました。

    しかし、その夕方の事です。

    そろそろ夕飯のあたりを付けようと、パブストリートに並ぶ
    店のメニューをチェックしていると、後ろから声をかけられました。

    「おーい。何してんの?」

    軽く、チャラいしゃべり方。
    振り返るとカンボジアの衣装を身にまとい、髪と髭を伸ばした
    背の高い男がそこに立っていました。

    言葉のイントネーションからしても、明らかな日本人です。
    日本人がこんなに馴れ馴れしく声をかけてくるなんて、不自然この上ない。

    ホテルのマネージャーが言ってた日本人の泥棒は彼だ、と直感しました。

    関わり合いにならぬように逃げ、その辺りで客引きをしていた
    トゥクトゥクの運転手を手招きしました。
    イーストウッドに似た、初老の男でした。

    トゥクトゥクの運転手「どうした?」

    僕「あの日本人、知ってる? この辺で問題になってると思う」

    トゥクトゥクの運転手「ああ、知ってる。あの日本人だろ?」

    やはり件の泥棒は彼でした。
    この地域の治安を守らないと観光産業に支障をきたすので、
    なんとか捕まえようとしている事も、教えてくれました。
    いつもは客引きで鬱陶しい彼らですが、こういう時は頼りになります。

    トゥクトゥクの運転手は「気にかけてくれてありがとう」というような事を言って、
    握手をすると、自分の車両に戻って行きました。

    『もし、あの少年がそのまま大人になったら?』

    僕には、少年とあの日本人の泥棒のイメージがダブります。

    方や、食べていくために。
    方や、自分が楽をするために。

    動機は違ったとしても、
    一度、人を騙す事が悪い事だと認識しなくなったら、
    結局は同じ所に堕ちていくでしょう。

    人間は楽な方へ流れていく。
    だから、他の生き方ができなくなる。

    僕が白人の女性に耳打ちしたのは少年にとって
    怒り狂うくらい理不尽な事だったと思う。

    だけど、少年。
    僕はあの時、彼女ではなく、君のために耳打ちしたんだ。
    理解できないかもしれんけど。

  • カンボジアで風邪ひいた

    あれは、カンボジアに来て2日目(正確に言うと3日目)の夕方。

    朝起きた時点で、身体中がだるかったんですが、
    なんとかなるだろうと、アンコールナショナルミュージアムに
    行ってきました。

    その後、自転車で市内散策を行っていたところ、
    どうやら、これはマズイ、というほどに体調が悪化しました。

    身体が熱いのか、たんにカンボジアが暑いのか、
    そのどちらかも区別がつかないほどでした。

    力尽きて、近くのカフェでオレンジプラッペを飲み、
    何か食べないといけないと思ってホットドックを食べました。

    なんとか回復して、ホテルに向かう途中、
    マッサージ嬢5人に取り囲まれるなど、
    めんどくさい事になりながらも、自分の部屋に帰る僕。

    ガンガンに水を飲んで、ガンガンに汗をかいて、
    ガンガン寝たら、なんとか小康状態まで快復したんですが、
    快復するまでのあの怖さったら!

    デング熱とか、マラリヤとか、万が一の事を考えると、
    気が気でなかったです。

    夜中に目が冷めて、何か口に入れようとフロントまで行ったところ、
    何の用意もないと言われたんですが、せめて、という感じで、
    冷たいおしぼりを出してくれました。

    冷たいおしぼりには、どうやらミント系のハーブが
    入っているらしく、頭に乗せると熱冷まシートのような
    効果がありました。

    日曜日だというのに、昼まで寝て、
    まったりした一日を過ごしたのでした。
    あーあ。

  • アンコールワットの夕陽

    アンコールワットの朝陽を見た後、昼寝をした僕は、
    市内観光出かけようとしたんですが、バスの中で知り合った子が、
    アンコールワットを見終わり、暇を持て余しているとの事で、
    一緒に回る事にしました。

    「じゃあ、ホテルまで迎えにいきます」と言ってくれた彼でしたが、
    しかし、ここでGoogle MAPのトラップにかかってしまいます。

    Google MAPでは基本的に、東南アジアの住所は
    その国の言葉でしか使えないようで、
    英語で住所を入力して検索すると、あいまい検索に移行し、
    とんでもない場所に連れて行かれることがしばしばあります。

    なので、アジアでMAPを使う際は、まず周辺のホテルとか、
    デパートなどをサイト検索してから、そのホームペジの地図を利用する、
    あるいは、MAPに飛んだ方が確実です。

    14時に待ち合わせのつもりが、会えたのが16時近くになっていて、
    気がつけば、もう陽が沈む時間になっていました。

    僕「一日で、朝陽と夕陽見れたら最高だよね」

    バスで知り合った子「行っちゃいますか」

    僕「行こう!」

    という感じで、今度は昼間借りたレンタサイクルで
    アンコールワットを目指します。

    今度はアンコールワットの東に位置する山。
    その山にも遺跡があり、かなり高い所から
    夕陽を見る事ができるとの事でした。20140919_103227615_iOS

    これが山の上の遺跡。

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    まるで、RPGの世界に出てきそうな景色でした。
    ただし、

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    こんなに人が多くなければ。

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    刻一刻と、陽が沈んで行きます。

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    できるだけ人が入らないように一枚。

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    持っていったiPhoneでは、これが限界。

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    ほぼ、沈みきった夕陽。

    遺跡は人でいっぱいで。
    その中でも本ッ当に中国人のマナーは悪かった。

    立入禁止の区画に入る。
    集団で割り込む。
    うるさい。

    僕が写真を撮ってるその真ん前に、胸に飛び込んできたくらいの勢いで、
    おばちゃん達が割り込んできた時は、さすがに声を荒らげました。
    しかも、景色じゃなくて自画撮りしてるの!

    美しい景色も台無し。
    あー、だから写真って価値があるのか?
    静かに見れるから。

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    とにかく、その後はパブストリートに繰り出して、
    夕飯&ビールを一杯。

    あんまり飲めないけど、付き合いくらいに飲みました。

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    おまけ。

    僕達が食事してたテーブル下に入り込んで来た猫。

     

  • アンコール・ワットの朝陽

    〜今までのあらすじ〜

    ホーチミン市から、長距離バスに乗ること15時間。
    夜10時を回って、シェムリアップに着いたはいいものの、
    ホテルまでトゥクトゥクで走り、部屋に入ったのはすでに、
    23時を過ぎようとしていた!
    ていうか、気がついたら日付変わってたッ!!

    アンコール・ワットの朝陽を見ようと思ったら、
    寝て、起きるまで3時間ほどしか時間が無かった。

    以上。

     

    まー、起きましたけどね。

    何が凄かったかって、「4時に起こしてね」ってお願いした
    ホテルのスタッフの方がきっちり4時20分に電話かけてくれた事ですね。

    覚えてもらってただけ、良かったのか?

    AM 4:30頃

    それはともかく、実はバスの中で知り合った日本人と
    アンコールワットの朝焼けを見る約束をしていたので、
    間に合うように、急いで支度してトゥクトゥクに乗り込みます。

    途中、見た夜空にはたくさんの星がまたたいていて、
    それがとても印象的でした。

    AM 5:00頃

    途中、アンコールワットへの入場券を買います。
    1日券20ドル。3日券で40ドル。

    3ドルもあれば、屋台でお腹いっぱい食べられる国で、20ドルは高い。
    だけど、この先、僕の人生でこの国を訪れるチャンスはほぼ無いでしょう。

    ちょっと迷ったものの、思い切って3日券を買いました。

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    夜明け前。

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    AM5:45頃。
    だんだんと、夜が白み始めてきます。

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    AM6:00頃
    朝陽が昇ってきました。

    僕たちはアンコールワット西門という、
    わりとベタなロケーションを選んだんですが、
    ベタって事は、王道であり、一番良い選択だったような気がします。

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    すっかり陽が昇って、西門からアンコールワットに入ります。

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    朝陽を帯びた城壁(?)の塔

     

     

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    壁一面に細かいレリーフが残っています。

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    天女達。

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    ひと通り建物内を見て、出てきた時には、
    真っ青な空が広がっていました。

    Jpeg

    ↑朝食。

    アンコールワットの入口付近では、
    しきりに朝食を売りつけようとする商売人が居ます。

    メニューには5ドルと書いてあって、
    上の写真とは似ても似つかない写真が乗ってます。

    要らないというと簡単に3ドルまで下がります。
    それでも躊躇してると、2.5ドルになり、
    ついには、2ドルになったんですが、
    出てきた料理の酷さに全員が絶句。

    おまけに、ところどころまったく甘くない部分もあり、
    おそらくは前の料理を作ったフライパンを
    ちゃんと洗ってなかったものと思われます。

    とりあえず、眠かった僕は一人宿に戻って3時間ほど昼寝をする事にしました。

    続く

     

     

  • カンボジア!

    ※これは2014/09/18に書かれた日記です。

    (さらに…)

  • バス芸人〜何の目出して、そのバスに乗ってるんだい〜

    さて、明後日から私はカンボジアは
    北部の遺跡、アンコールワットに向かいます!

    えぇ、バスで。

    だって、飛行機で行ったら、どんなに安くても、
    1万円くらいするでしょ?

    バスで行ったら、26ドルなんだもん。
    そりゃ、12時間の苦行にも耐えますって!

    iPhoneのappでクロノトリガーも買ったし、
    12時間くらい余裕でしょw

    あ、

    あれ?

    ……今調べたら、最低14時間かかるって言われた。
    12時間なんて嘘っぱちだって。

    あーあ。

  • 民度ということ

    ありえない。

    マジありえません。

    今、かなり静かで、しかも感じの良いカフェに、
    ベトナムで暮らす友人と一緒に居るんですが、
    至近距離に座ってるベトナム人が、

    大音声でスマホ使って音楽聞いてる。

    まー、別に音楽は聞いてくれればいいんですよ。
    でもね、普通ヘッドフォンくらい使うわい。

    という感じでベトナム人の民度はかなり低いです

    相手を見て料金を決める。
    タクシーのメーターはチートする。
    平気で釣り銭をごまかす。

    道を歩いてる時の事でした。
    ちょっと道に迷って、iPhoneで地図をチェックしてたら、
    見知らぬおばさんに声をかけられました。
    日本語で。

    おばさん「アナタ、ソレ危ナイヨー」

    僕「は?」

    おばさん「コノ辺ハネ、危ナイ。ソレヤッテタラ、
    後ロカラバイク、スグ盗マレル」

    僕「はぁ、ありがとうございます」

    話を要約すると、こうです。
    最近、その辺りの地域では、バイクによるスマホのひったくりが相次いでいて、
    特に高く売れるiPhoneシリーズは、被害に遭いやすいそうなんです。

    おばさん「ソレ仕舞ッテ。気ヲ付ケテ下サイ」

    僕「あ、ありがとうございます」

    おばさんは、とてもいい人でした。

    ベトナムの最高額紙幣は日本円にして、約2,500円。
    iPhoneは、どんなに安くてもその紙幣が十数枚必要です。
    そういえば、四人でフランス料理のディナーを食べても、
    5,000円くらいだった。

    ただ、今、ベトナムは高度成長期にあります。
    景気が良くなれば、犯罪率は減っていく……のかな?

    旅に出て、よく考えるのは『差別』という言葉。

    民度というのは、ある程度、価値観の相違によって
    測られるものだと思うのですが、例えば、まったく違う価値観の
    人間を同じ部屋に入れて放っておくと、どうなるか。

    良い場合はお互いを受け入れていくんだろうけど、
    それがいつも上手く行くとは限らない。
    だって、今この瞬間にも大音量でスマホをいじってる
    こいつらをつまみ出したいもん。

    日本にはしばしば、差別と取り扱いの相違を混同してる人がいるけれど、
    そういう人たちって、平気で物を盗む価値観の人たちに囲まれても
    同じ事言えるのかな?