ありえない。
マジありえません。
今、かなり静かで、しかも感じの良いカフェに、
ベトナムで暮らす友人と一緒に居るんですが、
至近距離に座ってるベトナム人が、
大音声でスマホ使って音楽聞いてる。
まー、別に音楽は聞いてくれればいいんですよ。
でもね、普通ヘッドフォンくらい使うわい。
という感じでベトナム人の民度はかなり低いです。
相手を見て料金を決める。
タクシーのメーターはチートする。
平気で釣り銭をごまかす。
道を歩いてる時の事でした。
ちょっと道に迷って、iPhoneで地図をチェックしてたら、
見知らぬおばさんに声をかけられました。
日本語で。
おばさん「アナタ、ソレ危ナイヨー」
僕「は?」
おばさん「コノ辺ハネ、危ナイ。ソレヤッテタラ、
後ロカラバイク、スグ盗マレル」
僕「はぁ、ありがとうございます」
話を要約すると、こうです。
最近、その辺りの地域では、バイクによるスマホのひったくりが相次いでいて、
特に高く売れるiPhoneシリーズは、被害に遭いやすいそうなんです。
おばさん「ソレ仕舞ッテ。気ヲ付ケテ下サイ」
僕「あ、ありがとうございます」
おばさんは、とてもいい人でした。
ベトナムの最高額紙幣は日本円にして、約2,500円。
iPhoneは、どんなに安くてもその紙幣が十数枚必要です。
そういえば、四人でフランス料理のディナーを食べても、
5,000円くらいだった。
ただ、今、ベトナムは高度成長期にあります。
景気が良くなれば、犯罪率は減っていく……のかな?
旅に出て、よく考えるのは『差別』という言葉。
民度というのは、ある程度、価値観の相違によって
測られるものだと思うのですが、例えば、まったく違う価値観の
人間を同じ部屋に入れて放っておくと、どうなるか。
良い場合はお互いを受け入れていくんだろうけど、
それがいつも上手く行くとは限らない。
だって、今この瞬間にも大音量でスマホをいじってる
こいつらをつまみ出したいもん。
日本にはしばしば、差別と取り扱いの相違を混同してる人がいるけれど、
そういう人たちって、平気で物を盗む価値観の人たちに囲まれても
同じ事言えるのかな?